予定・ToDo・習慣、どう使い分ける?
「歯医者を予約する」と「土曜日の10時に歯医者に行く」。同じ歯医者のことでも、手帳に書いておきたい理由は違います。前者は済ませたいこと。後者は、その時間を空けておく必要がある予定です。
日時を確認したいことは予定、終わったかどうかを確認したいことはToDo、繰り返し続けたいことは習慣。 何をあとで確かめたいかを考えると、書く場所を選びやすくなります。
日付のあるToDoも、時間を決めて行う習慣もあります。日時や繰り返しの有無だけでは、分けきれません。
「いつまでに」と「何時から」を分けて考える
たとえば、金曜日までに書類を送る必要があるとします。金曜日は締め切りですが、送る作業を金曜日にするとは限りません。水曜日に済ませてもいいし、木曜日の昼休みに取りかかってもいい。
この場合、「書類を送る」はToDoとして持っておくと、まだ終わっていないことがわかります。
一方、「水曜日の14時から書類を準備する」と決めたら、その時間をカレンダーに確保するのもよい方法です。ほかの約束を入れずに作業に集中できます。
締め切りと作業時間は、役割が違います。時間を確保したことと、仕事が終わったことも別です。予定どおりに取りかかれなかったり、途中で確認が必要になったりすることもあるからです。
ToDoと予定を併用してもかまいません。時間を決めると進めやすいことには、予定を立てる。空いた時間に済ませられることは、リストに置いておく。それくらいの使い分けで十分なこともあります。
Kiyoでは、ToDoはチェックリストで管理します。大切なものには星を付けられ、まだ日付を決めていないものもまとめておけます。思い出したことを書き留めるたびに、何時から始めるかまで決める必要はありません。
毎週ある予定と、続けたい習慣は同じ?
木曜日の夜に予約したヨガのレッスンは、予定としてカレンダーにあると便利です。毎週通うとしても、知りたいのはまず「何時に行くか」。その時間を見ながら、ほかの約束を考えられます。休暇や旅行のように、時刻はなくても日付を押さえておきたい予定もあります。
自宅でのストレッチは、少し違います。月・水・金の朝にすると決めても、一度やれば終わるものではありません。続けているか、今月はどれくらいできたかを見返したい。そんなときには、習慣として記録する方法が合います。
| 書いておきたいこと | 向いている形 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 木曜日19時のヨガレッスン | 予定 | 何時に行く? |
| 金曜日までに会員契約を更新する | ToDo | もう済んだ? |
| 週に3回、朝にストレッチをする | 習慣 | 続けられている? |
同じ運動でも、レッスンの日時と実践の記録は別々に持てます。過去の日付にレッスンの予定が残っていても、それだけで参加したことにはなりません。
Kiyoの「Routines」では、行う曜日を選び、実践した日をチェックして、記録を振り返れます。行う日には「Daily」でチェックでき、時刻を設定すればその日のタイムラインにも表示されます。ただし、習慣は月間カレンダーに予定として追加されません。
レッスンの時間だけわかればよいなら、予定だけでも十分です。続けた記録も見たいなら、習慣を使う。必要なものを選べばよく、同じことを何か所にも書くためのルールではありません。
分けておくと、その日の調整がしやすくなる
土曜日の朝を例に考えてみます。10時に歯医者の予約があり、図書館の本も今日中に返す必要があります。いつもの読書も少ししたいし、来月の旅行先を調べるつもりでした。
歯医者の時間は動かさず、本は帰りに返す。旅行先を調べるのは日曜日にして、今日は寝る前に少し読む。
こうして考えられるのは、それぞれ何を決めているのかがわかるからです。予約の時刻、返却の期限、続けたい読書、自分で日を選べる調べもの。それらを見ながら、今日の過ごし方を調整できます。
すべてを時刻つきの予定にしてから、空いているところへ押し込む必要はありません。逆に、調べものには落ち着いて取り組みたいから、日曜日に時間を取っておく。それも自分に合う計画の立て方です。
Kiyoが、一日の画面にまとめる理由
Kiyoでは、予定・ToDo・習慣をそれぞれに合った形で管理し、その日に関わるものを「Daily」の画面にまとめています。予定の時刻も、ToDoの完了も、習慣のチェックも、別の意味を持ったまま確認できます。
この形を選んだのは、カレンダーだけでは見えない用事も、今日の過ごし方に関わってくるからです。
約束はひとつしかなくても、その前後にやることが多い日はあります。反対に、カレンダーに空きがあっても、仕事のあとには何も増やしたくない日もあります。空いている時間の長さだけで、引き受けられることが決まるわけではありません。
予定を確認し、必要なToDoを選び、続けたい習慣も見ておく。そのうえで、自分の体調や気分を考えながら、今日どこまでやるかを決める。Kiyoは、その判断をしやすくするためのプランナーです。
生理周期を参考にしたい場合は、カレンダーの色で周期の予測を確認できます。予定をひとつ増やすのではなく、日程や予定の量を考える手がかりを加える形です。予測はその日の体調を言い当てるものではありません。自分の経験と合わせてどう使うかは自分で決められますし、周期の機能を使わずに予定・ToDo・習慣だけで使うこともできます。
手帳の書き方を完璧にそろえる必要はありません。次に開いたとき、知りたいことがわかる。今日やることと、別の日に回すことを選べる。そのくらいのわかりやすさが、毎日の計画には役立ちます。
まずは、書きかけの「やること」をひとつ見てみてください。日時を押さえたいのか、済ませたいのか、続けたいのか。それがわかったら、今日のほかの予定と一緒に眺めてみる。書いたことを全部こなす前に、自分に合う一日に整える余地があります。